北海道・札幌の老舗文具店「大丸藤井セントラル」で”おでかけノート”を作るワークショップを開催しました
2025年3月29日(土)、北海道・札幌の老舗文具店「大丸藤井セントラル」にて「おでかけノート」をつくるワークショップを開催しました。
春の気配が感じられるこの時期にぴったりのおでかけノートがたくさん生まれ、にぎやかで楽しい時間となりました。
目次
レクチャー・制作・交流の3部構成のイベント
イベントは「レクチャー」「ノート制作」「交流・質問タイム」の3部構成で進行。
はじめに主催者である私、mini_minorが自己紹介と全体の流れを説明し、続いて「トラベルノートの魅力」や「おでかけノートのコツ」について約20分のミニレクチャーを行いました。

そしてレクチャーを受けてイメージがふくらんだ状態で、それぞれの「おでかけノート」づくりをスタート。

最後に交流・質問タイム。
交流タイムでは、互いに完成したノートを見せ合いながら「こんな工夫があるんだ」「このアイデア、すごい!」といった、ノートづくりの楽しみがあふれるひとときに。
ノートを通じてアイデアやクリエイティビティが広がり、人とつながる…この時間こそが、ワークショップの醍醐味だと改めて感じることができました。

北海道らしさを込めたmini_minorオリジナルノート制作キット
今回も、限られた時間のなかでスムーズに制作できるよう、事前にオリジナルのノート制作キットをご用意しました。
毎回テーマに合わせてデザインを考えるのですが、今回は地元・北海道ということもあって、これまでの自身の北海道旅を色々思い出しながら、そのエッセンスをデザインに閉じ込めるような気持ちでキットを仕上げました。

参加者の方々からは 「キットがあるから初めてでも安心して取り組めた」 「本を見ながら作っていたときと違って、見本とキットがあると新しいアイデアが湧いて楽しい!」 といった嬉しい声も。
完成したノートに、それぞれの旅やおでかけの記憶や気持ちが重なって、世界にひとつだけの“おでかけノート”が生まれていく…そんな光景を見るたびに、キットづくりの時間も報われる思いでした。
アイデアと熱量にあふれたノート制作タイム
イベントのハイライトは、なんといっても「ノート制作」の時間。
レクチャーで得たヒントを活かしながら参加者の皆さんが思い思いにノートを仕上げていく様子は、こちらまでエネルギーをもらった時間でした。


会場をまわりながら作品を見せていただくたびに、「わ〜!そんなアイデアがあるの?」「すごい、そんな発想あるんだ…!」と、つい声を出してしまうほど。

さらりと素敵なイラストを描く方、持参したお気に入りの文房具で丁寧にコラージュする方、さらには「今日のこのイベント自体をノートに記録しています」と話してくださった方もいて、ひとりひとりの感性が光る1時間となりました。
交流タイムに見えた“自分らしさ”
イベント最後の交流・質問タイムでは、それぞれが完成させた「おでかけノート」を見せ合いながら、感想を交わしたり、アイデアを共有したり。
はじめましての方同士でも、ノートがあれば自然と会話が弾み、作品を通してその人らしさが垣間見える、とても温かな時間になりました。

あらかじめ用意したキットがあることで、完成形にはそこまで大きな差が出ないかも…と思っていたのですが、いざ並んだノートを見てみると、どれもまったく違う表情に。
好きな色、選ぶモチーフ、構成の仕方――それらすべてが「その人らしさ」として表れていて、予想以上の多彩さに驚かされました。
この“自分だけの表現”が自然とにじみ出るところに、おでかけノートの面白さと奥深さがあるのだと、改めて感じました。

まとめ
それぞれの「好き」や「得意」がにじみ出た、世界にひとつだけの“おでかけノート”たち。
今回も、思わず見入ってしまうような素敵な作品がたくさん生まれて、うれしい気持ちでいっぱいです。
そして何より、学生時代から通っていた大好きなお店で、地元・北海道の皆さんとノートづくりを楽しめたことが本当に幸せでした。
ご参加いただいた皆さん、大丸藤井セントラルさん、ありがとうございました!

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