旅の記録に役立つマスキングテープの種類と使い方
ノートのデコレーションなどに活用できるマスキングテープ。色や柄の多様さはもちろん、素材も和紙からフィルムまでさまざまな種類があります。
わたしは基本的にトラベルノートに合うマスキングテープを集めて使うことが多いので、今回は“旅の記録づくりに役立つ“マスキングテープの種類や使い方についてご紹介します。
目次
王道の「紙モノ貼り込み」にはシックな柄やカラーを
旅の記録にマスキングテープを使う例として初めにイメージするのは、チケットやパンフレットを貼り込む(コラージュする)という用途かもしれません。
わたしもおそらくこの使い方が一番多く、必然的にマスキングテープ選びの際は”コラージュに使いやすい色やデザイン”を重視する傾向が強いです。
選ぶ際のポイントとしては”シックな色や柄を基準にする”ということ。
理由は「ページの主役はあくまで紙モノ」なので、それを目立たせるための”ワンポイント”として活用したいからです。
なので色ならモノトーン、柄ならストライプやドットなど無地より少し個性はあるけれど、あまり主張しすぎないデザインを選ぶようにしています。
とはいえ、ちょっと色味が欲しいなとか可愛い雰囲気のものを使いたいという気分の時ももちろんあります。
そんな時は、柄を切手やチケット柄など旅っぽいものにしたり、レースタイプのマスキングテープなどを使うようにしています◎
「行動記録のまとめ」には方眼柄が◎
方眼柄のマステはシンプルでクセがなく、見た目も実用面もとても使いやすくて大好きなアイテム!
全マステの1/3くらいを方眼柄が占めるほど好んで集めています笑。
「紙モノ類の貼り込み」にはもちろん使えるし、方眼の線がグレーやベージュなど淡いベースカラータイプなら、方眼紙に書き記すようなイメージで時刻を記して「旅先での行動記録」をまとめるといった形でも使えます。
「行動記録」用に使う場合、背景に色がついていて線色は白というテープタイプでもOK。
ちなみに時刻を記す際は”描ける”タイプのマスキングテープでない場合、普通のペンだとテープ状にインクがのらないので油性のペンを使って書くようにしてくださいね。
わたしは油性ペンに太と細、芯の太さも使い分けられるサクラのマイネームという商品をよく使います。
「足取り地図のルートライン」には”目を惹く”色や柄を
ページに加えるだけで、旅の記録の充実度が一気に上がる足取りマップ。
マップには自分の辿った足取りなどを表すルートラインを記すのですが、このラインを“目立たせる形“で表現することが重要。
よってこんな場合にもマスキングテープが活躍してくれます。
上の写真は東京の高円寺という街の散策マップなのですが、高円寺には歩いて楽しい商店街や小さな路地がいっぱいあります。
こういった道を普通のペン等で表現しても良いのですが、それぞれの道の個性などをもっと楽しく残したいなと思い、カラフルな色や柄のマステを使ってまとめることに。
ちなみにルートラインの表現におすすめな商品が「キングジムのKITTAスリム」。
1つの商品の中にいろいろなデザインのマステが入っている上、マステの細さが地図の道幅を表現するのにちょうど良く、かなり愛用しています。
「地面」や「テーブル」などに見立てる場合はアースカラーがおすすめ
わたしはトラベルノートにイラストも描き込むのですが、その際に使う一風変わったマスキングテープの活用法があります。
それは横長に貼ったマスキングテープを「ドリンクが並んだテーブル」や「建物、植物、人が並んだ地面のライン」などに見立てるという手法。
ちなみにこういった使い方をする場合は、カラフルなマステより少し落ち着いた色合いや、アースカラーのマステを選ぶようにしています。
たとえばテーブルに見立てるならば木の風合いをイメージして茶系、地面のラインに見立てるならばカーキ色など。ちなみにモノトーンも色の主張が少ないので、こういった用途でも使えます。
おまけ:貼るだけで”おでかけ感”を演出できる「街並柄」のマステ
最後はページに貼るだけで、簡単に旅っぽさを出せるアイテムのご紹介。
下の写真のように街並や風景がプリントされたデザインのマステは、それ単体でおでかけ感を演出できる優れた逸品です。旅の記録好きの方は一度手に取ってみると良いかもしれません♩
まとめ
最近は100均などで可愛いマスキングテープを手軽に手に入れられるようになりました。
それは嬉しい反面、せっかく買ったのになかなか使い切れず量が増えていく…といった状況にもなりがち。
そんな時、旅の記録づくりを通じて”ノートのページを飾る”といったベーシックな使い方だけでないアレンジ法を試してみることで、マスキングテープの新たな魅力や使い方に気づけるかもしれませんよ。
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