(韓国・ソウル旅) 街歩きにおすすめのエリア3選【2023年版】
韓国旅行といえば本場の韓国料理、エステやコスメ、流行のスイーツなどが定番メニュー◎
一方で街を散歩しつつ昔懐かしい通りの風景を楽しんだり、独特の個性あるショップやギャラリーをめぐったり・・・そんなローカルな街の魅力を味わう旅もおすすめです!
そこで今回は、わたしが韓国・ソウルを旅した中で見つけた”街歩き旅”にぴったりな3つの街をご紹介します。
目次
その1 西村(ソチョン)
西村は景福宮の西側のエリアで、最寄り駅は地下鉄3号線の「景福宮駅」です。
通りを歩いていると向こう側に山が見えたり、小さな路地から生活の風景が垣間見えたり…とソウル中心部なのに素朴で穏やかな空気が流れているのが印象的でした。
韓国の伝統家屋・韓屋(ハノク)もたくさん発見!
韓屋の保存地域としては景福宮の北側にある北村(プッチョン)も有名だけど、北村は高級官僚が住む街、一方の西村は訳官や議員などの中流階級や医官や画員など専門職の人々が多く集まり暮らした街という歴史があるそう。
同じ韓屋が残る街でも、歴史が違えば雰囲気もかなり違うんだなあとしみじみ思いました。
ちなみに今回歩いたルートは大体こんな感じ。
訪れたカフェやお店なども簡単にご紹介します。
坂の途中のかわいいスイーツ店「SCOFF」
レンガタイルとコンクリートがミックスされたレトロモダンな外観がかわいい。 スイーツもどれも全部おいしそうで、1つ1つのサイズもめちゃくちゃ大きかった!!
参鶏湯の名店「土俗村蔘鷄湯」
お昼時に行くとかなりの行列らしい。(今回は11時くらいに行ったので待たずに入店できました)
チキンはお皿に出して食べる、食べ終わった骨は専用の器に入れる…などの正しい食べ方(恥ずかしながらそれまで知らなかった…)も知れてよかったです。
街を見下ろせる丘の上のカフェ「Staff picks」
小高い丘の上にあるので、そこまで徒歩で登っていくのは少し大変だけど、食後の運動にはぴったり。
緑が見えるオープンエアのさわやかな空間で、手帳に旅日記を記したりとゆっくり過ごしました。
シンプルでセンスの良いオリジナル文具が揃う「ALL WRITE」
実は西村エリア訪問の一番の目的はこちらの文具店。 品揃えはノートや紙類が中心ですが、想像以上に素敵なデザインのアイテムばかりでつい大人買いしてしまいました!
その2 益善洞(イクソンドン)
おすすめエリア2つ目は益善洞。最寄り駅は地下鉄1・3・5号の3路線が乗り入れるソウルの繁華街にある「鐘路3街駅」です。
益善洞も韓屋が残り新旧の建物が混在するエリアですが、西村よりもっとカオスな印象。そして繁華街にも近いので周囲にはビル群が見えます。
カフェやお店も元々あった古い建物にユニークな看板をつけたり、全面をガラス張りにして温室風にするなど大胆にリノベーションしたものが多かったです。
タイムスリップしたのかと錯覚するようなこんなディープな路地もあったりしました。
今回歩いたエリアは大体こんな感じ。
こちらも訪れたお店を簡単にご紹介します。
お店が丸ごとショーケースみたい!カフェ&スイーツ店「Rami Scone Cafe」
自然光がふりそそぐガラス貼りの外観。そこに可愛くディスプレイされたスイーツ類。そんな空間がツボでした。お土産にスコーンを買いました。
その3 梨泰院(イテウォン)
おすすめエリア3つ目は梨泰院。最寄り駅は地下鉄6号線の「梨泰院駅」です。
梨泰院と聞くとまずは韓流ドラマの『梨泰院クラス』=「夜のネオン街」的なものをイメージするけど・・・実際の街の印象は大きな通りから1本内側に入ると、そこかしこに結構急な狭い坂道や階段が・・・。
「梨泰院に住んでいる人は毎日ここ通りながら生活してるの!?」「足腰はすごい鍛えられそうだけど・・・」
(訪問したのが昼間だったというのもありますが)事前に抱いていた街のイメージを大きく覆される「坂」と「階段」のイメージの方が圧倒的でした。
今回歩いたルート。
訪れたお店やスポットは以下です。
高価な家具から小物まで並ぶ「アンティーク家具通り」
1960年代、梨泰院付近に勤務していた米国軍人たちが本国へ帰還する際、使っていた家具を売り始めたことが通りの誕生のきっかけだそう。アールヌーヴォー風デザインのアイテムが多い印象でした。
韓国の手打ちうどん(カルグクス)と餃子(マンドゥ)の専門店「明洞餃子 梨泰院店」
カルグクスとはカル(包丁)で細く切って作ったグクス(小麦粉麺)のこと。麺を直接スープに入れて茹でることで出る独特のとろみが◎。薄皮で小籠包風のマンドゥもおいしかった!
家具から文房具までハイセンスなアイテムがずらり「mmmg(MILLIMETER MILLIGRAM)」
カラフルでポップだけど、スタイリッシュで洗練されているセンス良きデザイングッズがいろいろ。全部欲しくなってしまうほど魅力的!けどお値段もそれなりにするので、少しずつ買い集めてみたいなあ。
まとめ
10年以上ぶりの訪問だった韓国・ソウル。
大都市のビル群が建ち並ぶ傍らには車の入れない細い路地が網の目状に広がるエリアが広がる・・・そんな今と昔が絶妙にミックスされた街並がとてもおもしろかったです。
3日間ではとても開拓しきれなかったので、今後じっくり深掘りしていけたらいいな~!
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