わたしのトラベラーズノート 使い方変遷
2015年に運命の出会いを果たし、その佇まい、機能性のすばらしさにすっかり虜になってしまったトラベラーズノート。
現在は7冊のカバーを所有、オリジナルのリフィルを使って書き溜めた記録も40冊以上になりました。
使えば使うほど味わいが増し愛着が湧く、そんなトラベラーズノートとの出会い、そしてこれまでの使い方の変遷をまとめてみました。
目次
きっかけは「”ひらめき”用のノートをつくりたい」
ノートライフを本格的に始めて3年が経過した2015年。
その頃は日常から趣味のことまで、別のブランドの1日1ページ手帳に一元化するというスタイルでした。
でも記録を続ける中で、旅行や建築といった「自分の興味のあるジャンルのこと」やひらめきやアイデアといった「ポジティブな情報」は、日記や備忘録といったものとは内容を分けて、より思考や発想を深堀りしたいと考えるように。
そこで1日1ページ手帳にもう1冊プラス、新たなノートを加えることを検討。
1年のテーマも”2冊のノートで人生をよりおもしろく”というキーワードにすることにしました。
出会って一目惚れ、深く知ってもっと好きになった
そんな折に出会ったのがトラベラーズノート。
株式会社デザインフィル トラベラーズカンパニーから発売されている商品なのですが、初めて目にしたのは東京・銀座の文房具店でした。
惚れポイント❶:商品コンセプト
旅に持っていきたいノート。
日常を旅するように過ごすためのノート。
自分オリジナルの手帳にできるノート。
「旅やクラフトが好き、そしてどこにも売っていないオリジナルのノートをつくれる…わたしが探していたものはまさにこれだ!」と、運命の人に巡り逢ったような気分だったのを覚えています。
惚れポイント❷:ブランドのものづくり精神、世界観
ノート売り場にはフリーペーパー『TRAVELER’S TIMES』も置かれており、そこに描かれていたブランドのモノづくり精神、旅や日常の捉え方・考え方にも深く共感。
ちょうど倉本聰さんのインタビューも掲載されている号で
”居間でTVを見ながらはっと思いついたことをメモに書き留めておき、夜、書斎でトラベラーズノートを開き、そのメモを書き写したりしながら、新しい発想を書きまとめる”
といったお話にも刺激を受けました。
上記は初めてお迎えしたトラベラーズノートのことを記した当時の1日1ページ手帳。
(長く使うなら一番好きな色のカバーを、と思ったので)お世話になっているクラフトショップで赤の革を使ったオリジナルカバーをオーダー。
こういった使い方の自由度が高いところもトラベラーズノートを気に入った理由の一つです。
まずは旅行、そして建築&カフェめぐりのことを記入
最初の2年ほどは予定通り、1日1ページ手帳との2冊使いでトラベラーズノートはほぼ旅行のみに使用していました。
ノートの表紙には飛行機のチケットをはじめ、旅先のパンフレットに掲載されていた地名の切り抜きや購入した商品のパッケージシール等をコラージュ。
ノートの中にどの旅のことが記されているかが一目でわかるようにしていました。
上の写真中央のパンナムの限定リフィルには2015年のスウェーデン旅行のことを記録。
大好きな北欧のことを記したお気に入りのノートなので、何度も読み返してボロボロになっています笑。
ちなみにパスポートサイズの方には建築&カフェめぐりのことを書き溜めていました。
このノートたちがその後『東京イラスト建築さんぽ』という著書の元資料になりました。
旅も日常も、トラベラーズノートへ
2017年からは、旅も日常も全てトラベラーズノートへ記録するスタイルへ。
それまで1日1ページ手帳に記していた内容は、トラベラーズノートのスケジュールリフィルに記録するようになりました。
左の束が日常の記録、右の束が旅行の記録。
日常の記録は当初書き方のスタイルが定まっておらず、失敗して純正リフィルを無駄にしてしまうことが怖かったので、無印良品のA5ノートでリフィルを自作し記入していました(根っからの貧乏性です笑)。
まとめ
歳を重ねるにつれ、長く愛用したい道具や持ち物は「自分の身体の一部」という意識で選びたいと思うようになりました。
だから見た目や使い勝手が良いのはもちろんですが、それぞれのモノが持つ世界観やストーリーなどにも共感できると、お気に入り度がより高まると感じています。
自らちゃんと選んで大切しているモノは眺めているだけで嬉しくなるし、存在そのものが力を与えてくれる、自分の絶対的な味方のような存在にもなってくれます。
そういった意味でトラベラーズノートはわたし自身、そしてわたしの人生にいつも喜びを与えてくれる最高の相棒です☺️
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