ノート活動のモチベーションを維持するポイント
わたしの最も好きなことである「旅・さんぽ」をテーマにしたノートは、遠方への旅行だけでなく、近所のお散歩や週末のちょっとしたおでかけも含めると今年(2023年)で50冊超になりました。
そこで、ここまで活動を続けてこられた自身のモチベーション、やる気の源は何なのだろうということについて考えてみました。
目次
その一 「もし忘れても記録があれば大丈夫」という安心感を持っていたい
わたしはもともと記憶力がよいタイプではないので、こういった記録の習慣がなければ、旅のことも日々のことも自分の頭の中で覚えておける分だけ、という状態だったと思います。
とはいえ情報あふれる現代社会では日々新しい情報が次から次へと入ってくるので、何か工夫をしないと雑多な物事で頭がすぐいっぱいに。
代わりに本当に覚えておきたいことのためのスペースがどんどん減っていってしまう気がしてなんだか寂しいなあと感じていました。
そこでノートを自分の脳の「外付け記憶装置」として活用。
思い出は出来る限り鮮度の高いうちにノートの方へ保存するようにしています。
いくら大切な事柄であっても、それを全て頭の中で覚えておく必要はないし、記憶を呼び戻すきっかけだけつくっておけば、ひとまずは安心。
「もし忘れてもノートを見ればいつでも思い出せる」「むしろ安心して忘れていい」状態にしておくことで、新たな思い出をより新鮮な気持ちで楽しめるというメリットもあるなあと思います。
その二 「何気ないこともワクワク気分で捉えられる」ことがおもしろい
ノートによる思い出ストック活動をはじめてから、遠方への旅行などの非日常的な時間と、日々のちょっといい出来事といった日常の時間を、同じ気持ちで楽しめるようなライフスタイルを送れたらいいなあと思うようになりました。
そんな願いを叶えてくれる存在がノートです。
後からノートにまとめようと思うと、いろいろなことが面白く見え、感じられる。 楽しい思い出を楽しい雰囲気でまとめれば、よりワクワクできる。
ルーティンになりがちな毎日に彩りを添えてくれるノートは、わたしにとって最高のエンタメツール!
お花見やホワイトデーなど季節の行事、コンビニスイーツの食べ比べやTVドラマの視聴記録も立派な題材に♩
ノートを通じてこういったワクワクマインドを手に入れられることは、大きなモチベーションです。
その三 思い出が蓄えられたノートは「癒しと力」をくれる
わたしのノートには自分のハッピーな時間や気持ちがぎっしり詰まっています。
だから開くだけでその瞬間のときめきが蘇り幸せな気分になれるし、困ったときや退屈なとき、不安なときには自分を元気づけてくれる存在にも。
ノートを見返し、特別に楽しかった瞬間や思い出に浸る時間は何より楽しく、心地よく、温かいものです。
いろいろなものが変わりやすく揺らぎやすいこの世の中では、自分の手で、自分に向けて”元気の素”を作ってあげられることはとても大切。
その”素”がわたしにとっては、ノートです。
上記は最も初期の頃(まだトラベラーズノートに出会う前)の旅の思い出記録ノート。
イラストも文字もまだまだ拙いけれど、読み返すと旅の出発前のワクワク感、帰宅後の満足感が思い出されて幸せな気持ちになります♩
モチベーションが下がった時は…「目的」を再確認!
書くたび、見るたび、テンションアップ!
それがわたしの思い出ストックノートのいちばんの存在意義。
Instagramをはじめてからは、自分の好きや得意を活かした”仕事とは別の場所”を持てることも、やる気の源になっています。
けれどノートづくりに没頭すればするほど、「記録すること」そのものが目的になってしまい、しまいには「なんか億劫だな」という面倒な気持ち、「書かなければ」という義務感を抱いてしまう時も。
そんな時は自分にとっての「ノートの存在意義」や「何のために記録しているのか」といった当初の目的(自分の原点)を確かめるようにしています。
あとは記録する内容を物理的に減らしたり、記録のペースを落として作業の精神的、時間的負担を軽くするなどの行動も効果があるなと思います。
どんなに好きなことでも、長くやっていれば必ず浮き沈みが出てくるので、基本は気張らず、自分がラクに楽しく取り組める方法で、マイペースに続けていきたいです☺
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